柔道整復師の資格取得を目指す上で、専門学校は最も一般的な選択肢の一つです。しかし、専門学校には大学との違いや、独自のメリット・デメリットが存在します。ここでは、柔道整復師を専門学校で学ぶことについて詳しく解説します。
専門学校で学ぶメリット
・短期間で資格取得が可能:専門学校は3年制が一般的であり、大学と比較して短期間で国家試験受験の資格を得られます。そのため、早期に現場に出て働きたい方にとっては大きなメリットです。
・実践的なカリキュラム:柔道整復師に必要な知識や技術を多く含めた実践的なカリキュラムで学ぶことができます。そのため、卒業後すぐに活躍できる即戦力となることが期待できます。
・学費が比較的安い:大学と比較して学費が比較的安いため、経済的な負担を抑えながら学ぶことができます。奨学金制度なども充実している学校も多くあります。
・就職支援が充実:多くの専門学校では、卒業後の就職をサポートする体制が整っています。求人情報の提供や、模擬面接など、就職活動に必要なサポートを受けることができます。
・専門性の高い環境:年齢層の幅が広く同級生に40歳以上の方がいる!何て事はざらにあります。この出会いが20代の方々だけしかいない環境との差であり、若い内から人間性を豊かにします。又、社会人は熱意があり専門性の高い環境で学ぶことができます。同学年や先輩・後輩との交流を通じて、知識や技術を深め人間力も養われることでしょう。
・大学よりも1年早く開業出来る:現在、接骨院の受領委任払いを行うには3年間の実務経験が必要です。仮に大学に行った同級生がいる場合に1年早く開業する事が可能です。
専門学校で学ぶデメリット
・一般教養が学べない:専門学校では、柔道整復師に必要な専門科目が中心となるため、一般教養を学ぶ機会は少ないです。幅広い教養を身につけたい方には、大学進学の方が適しているかもしれません。専門学校の教育や世界が全てと思ってしまう学生を多くみました。大学生は単位取得含め全て自分で決定し実践するので自主性が芽生えます。専門学校では同じ資格を取るという共通意識がありますが、それ以外の考え方が乏しくなりがちで人間の狭くなっているように感じます。バイトを3つ以上掛け持つなどをし、多くの人に出会う環境があればこれには該当しません。
・進路変更が難しい:専門学校は、柔道整復師という一つの職業に特化した教育機関です。そのため、卒業後に他の職業に就きたい場合、進路変更が難しい場合があります。
・学校によって質に差がある:専門学校は数多く存在し、学校によって教育内容や就職実績に大きな差があります。事前にしっかりと比較検討することが重要です。
・大学院進学が難しい:専門学校卒業後、大学院に進学したい場合、大学卒業者と比較して不利な場合があります。
・大学卒業資格がない:当たり前の事ですが、長い人生において大卒の資格がない事により転職活動が不利になる事がまだまだあります。定年過ぎまで接骨院等で勤める覚悟を持った熱い気持ちがあれば良いですが、少しでもちょっとそれは無理…と思うのであれば悪い事は言いません。大学をオススメします。
・髪型などの不自由がある:多くの専門学校では髪染め、ピアス、タトゥーは禁止とされています。一般の大学生のような生活は出来ません。
・休みが短い:夏休みなどの長期休暇中に実習などがあり、長期休暇が大学に比べありません。大学生の同級生との話を聞いて羨ましがる専門学生を多く見てきました。
専門学校を選ぶ際のポイント
・カリキュラムの内容:実習の割合や、授業内容が自分に合っているかを確認しましょう。国が定めた単位数より少ない、もしくは多く授業を行っている学校もあります。時間は有限です。少しでも無駄の無い学校を選びましょう。
・就職実績:卒業生の就職率や、就職先の種類などを確認しましょう。
・学校全体の雰囲気:オープンキャンパスなどに参加し、学校の雰囲気や学生の様子を実際に見てみましょう。実際のオープンキャンパスでは良い事しか言わないのが通例です。きちんと自校のデメリットを言ってくれる所が信用に足る学校かと思います。
・費用:学費だけでなく、教材費や実習費なども含めたトータルコストを比較しましょう。
・立地:自宅や実習先からの通学時間なども考慮しましょう。通学時間を有効に利用出来れば良いですが3年間通学時間を全て有意義に過ごせる方は少ないでしょう。通学時間をなるべく短い所を選びメリハリの効いた生活が出来る環境を選びましょう。
まとめ
柔道整復師の専門学校は、短期間で実践的な知識と技術を身につけ、早期に活躍したい方におすすめです。しかし、一般教養が学べない、進路変更が難しいなどのデメリットもあります。
専門学校を選ぶ際は、自分の将来の目標や、重視する点を明確にし、複数の学校を比較検討することが大切です。オープンキャンパスに参加したり、先輩に話を聞いたりすることで、自分に合った学校を見つけることができるでしょう。
【その他】
・夜間部や通信制の学校も:働きながら学びたい方や、遠方にお住まいの方には、夜間部や通信制の学校も選択肢として考えられます。
・国家試験の合格率:各学校の国家試験合格率も、学校選びの重要な要素の一つです。
・資格取得後のキャリアパス:柔道整復師の資格を取得した後、どのような仕事に就きたいか、事前に考えておくことも大切です。
【補足】
この文章は一般的な情報をまとめたものであり、個々の学校や状況によって異なる場合があります。より詳しい情報を知りたい場合は、各学校のホームページを参照したり、オープンキャンパスに参加したりして、直接問い合わせることをおすすめします。
この情報が、あなたの柔道整復師への道選びの参考になれば幸いです。