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過去問9割を「デフォルト」にするという考え方

2026年1月22日

国家試験対策の中で、よく聞く言葉があります。
「過去問はだいたいできています」
「8割くらいは取れます」
でも、合否の現場で見てきて思うのは、8割は“安心”ではないということです。
目指すべき基準は、過去問9割を“たまに出る結果”ではなく、“普通の状態”にすること。
これが、合格に一番近い位置です。

なぜ「9割デフォ」が必要なのか

国家試験は、本番になると必ずブレます。
緊張する。
時間が気になる。
いつもなら選ばない選択肢を見てしまう。
そうなると、普段8割の人は、簡単に7割、6割まで落ちます。

一方で、普段から9割取れている人は、本番で多少ブレても、合格ラインを下回りにくい。
9割は、自信のためではなく、安全域です。

「できる」と「取れる」は別物

過去問演習で多いのが、
・解説を見ればわかる
・ああ、これは知ってた
・次は大丈夫だと思う
この状態です。
でも、国家試験で必要なのは、その場で、迷わず取れること。
9割デフォの人は、
・根拠を言語化できる
・ひっかけに引っかからない
・同じミスを繰り返さない
ここまで整理されています。

9割に届かない人の共通点

これまで見てきて、過去問が安定しない人には、共通点があります。
・「なんとなく正解」が多い
・間違えた問題を放置する
・正解した問題を見直さない
・得点より“解いた量”を重視する
どれも、真面目にやっている人ほど陥りやすい罠です。

過去問9割を作る勉強法

必要なのは、新しい問題を増やすことではありません。

①間違えた問題を“資産”にする
間違えた問題こそ、一番点数が伸びるポイントです。
・なぜ間違えたのか
・どこで迷ったのか
・次は何を見ればいいのか
ここまで整理して、同じ理由で二度と落とさない。

②正解した問題も「理由」を確認する
9割に届かない人ほど、正解した問題を見直しません。
でも、
・本当に理解して取れたのか
・たまたま合っていなかったか
ここを確認しないと、本番で簡単に落とします。

③必修は「落とさない視点」で見る
必修で必要なのは、難問対応力ではありません。
・絶対に取る問題を確実に取る
・紛らわしい選択肢を見抜く
・ケアレスミスを防ぐ
過去問9割は、必修を守り切れる状態でもあります。

9割は、才能じゃない

過去問9割は、頭の良さで決まるものではありません。
・やり方を間違えない
・基準を下げない
・妥協しない
ただ、それだけです。

最後に

「9割取れたら安心」ではなく、「9割取れていて当たり前」
この状態を作れた人が、本番で一番強い。
過去問9割を、特別な結果にしない。
それを、デフォルトにする。
ここを目指して、今の勉強を見直してみてください。